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2014年3月24日月曜日

コクーンキッズアトリエ 「かんばんハウスを作ろう」




来月12日と13日、さいたま新都心にある「コクーン新都心」というショッピングモールでワークショップを開催します。2012年からモールでのワークショップを行ってきましたが、3回目の今回はお店の看板をモチーフに活動を行います。モールという環境の中からつくるきっかけを発見し、表現につなげていければと思っています。詳細は以下です。


コクーンキッズアトリエ 「かんばんハウスをつくろう。」

コクーンの中にあるお店を見て、そのお店の新しい「かんばん」を作ります。みんなで作った作品を集めて『「かんばん」で出来た家』=「かんばんハウス」を完成させよう!

1、お店を見る。
2、お店のグッとくるところを見つける。
3、その気持ちを伝える新しい「かんばん」を想像して作る。
4、作った「かんばん」を「かんばんハウス」に展示する。


日時:2014年4月12日(土)13日(日) 11時〜16時
会場:コクーン新都心 (さいたま市大宮区吉敷町4-267-2)西館1F キッズスペース
対象:4歳以上のお子様
参加方法:当日のお買上げレシートをご提示ください(1枚につきお1人様参加可)
主催:コクーン新都心
ブログ:http://cocoonkidsatelier.blogspot.jp
お問い合わせ:代表 佐藤 c12o20h22you@yahoo.co.jp


今後もコクーンでは継続的に活動を行ってゆく予定です。モールの中でどんな面白い事が出来るのか楽しみです。参加者はもちろん、活動をサポートして頂くスタッフも募集しています。参加希望の方は上記のアドレスまでご連絡ください。

それでは。


2014年3月16日日曜日

「いちまいばなし」in アトリエティエラアスール2

1月に「いちまいばなし」と「えほんのはた」のワークショップを行った、
アトリエティエラアスールさんが展覧会を開催するという事で、
見学がてらその合間に「いちまいばなし」の実演も行ってきました。
以前の記事

まだ「いちまいばなし」あんまり知らないよ。。という方は
以下のページを見てもらうと良いかもです。


前回は生徒さんだけでしたが、今回は親御さんも参加。



アトリエの知り合いから、飛び入りのお客さんもいて、ちょっと最初はみんな緊張気味。
練習を軽くしながら、ほぐして行きます。


以前このアトリエで作った話にも出て来た「泥棒」から物語はスタート。
12、3人を2周してこんな話になりました。

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(たぶん)223話目
「油コーヒー泥棒」
2014年3月15日 千葉県佐倉市

ある所に泥棒がいました。
泥棒は、人の嫌な気持ちを盗む優しい泥棒でした。
泥棒は一人暮らしの人の所へ盗みに入りました。
一人暮らしの人は、明日食べる物も心配なくらい貧乏でした。
泥棒はその人が寝ている間に、たくさんある嫌な気持ちを盗もうとしました。
一人暮らしの人は嫌な気持ちをたくさん持っていて、
野菜がない事や、夜が怖い事、天井に穴があいていて雨が入ってくる事等がありました。
泥棒はその家ごと盗む事にし、木で車を作って運んで行きました。
運んだ先は、人がたくさんいる東京スカイツリーの近くでした。
家の中の人はまだ寝ています。
泥棒は同じ様な境遇の家の人をたくさん集めてきました。
運ばれた人たちはずっと寝ていましたが、はっと起きると、
車に乗り込んで、泥棒の顔にコーヒーをかけました。
すると、泥棒はやけどをして病院に運ばれ、その後死んでしまいました。
集まった人たちはそこで暮らし始め、
その集落をコーヒー村と名付け、コーヒー豆を作り始めました。

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最後はいつの間にか座りスタイルで物語のおさらいをしました。
「人の嫌な気持ちを盗む」という、
優しいのかおせっかいなのかよくわからない泥棒の話で、
困っている境遇の人を寝たまま家ごと盗むというダイナミックな方法は、
引っ越し業者顔負けのテクニックですが、
黙ってやるのは良くないみたいですね。
状況が理解できない人たちに激アツのコーヒーを顔面にくらった泥棒は、
志半ばでその命を終えてしまいました。
果たして彼は盗んだ家を集めてこれから何をするつもりだったのでしょうか。
非常に気になります。
人を殺めた凶器のコーヒーをそのまま村の名前にして、
栽培までしてしまう村の人たちの心境も計り知れません。
劇中なぜコーヒーをかけられたくらいで死んでしまうのか、
僕はちょっと疑問だったのですが、
タイトルに「油コーヒー」と謎解明の糸口を発見。
どうやら、とてもデンジャラスなコーヒーだったみたいです。

そんな「いちまいばなし」の現場。今回も音源をアップしてみました。




また、過去の物語はコチラのページで読む事ができます。
「いちまいばなし」アーカイブ
右上に小さくある「次のページ」をクリックすると過去の物語をさかのぼれます。


「いちまいばなし」実演の後は、作品展を堪能しました。
いろんな企画を生徒さん自身がミーティングをしながら決めたそうで、
手作りのパンフレット、スタンプラリー小人探しアトラクション、作品ガイドなど、
趣向を凝らした内容はどれも楽しめました。











今月末には、またこのアトリエで「いちまいばなし」のワークショップを行います。
今回は新たなワークとして物語を体を使って表現する事に挑戦します。
さて、どうなることやら。。

2014年3月12日水曜日

ゴロゴロ莇平 in アートナイト2014

*(写真はイメージです。ミッドタウンの芝生に入ってはいけません!

毎年、六本木で行われている一夜限りのアートの祭典六本木アートナイト

2009年に出品してから長らくご無沙汰でしたが、
この度3mの球体の人が入って転がす「ゴロゴロ莇平」を出品する事となりました。
まだプレスリリースに僕の名前だけ乗っている状態ですが、でます。




21_21 DESIGN SIGHTの正面にあるミッドタウンガーデンで、
大中小3つの大きな玉をゴロゴロと転がすつもりです。

会期は2014年4月19日(土)〜20日(日)で、
六本木アートナイトはその名の通り夜がメインのイベントなのですが、
今回ゴロゴロとしては両日11時〜17時までの間で、
約1時間の転がりタイムを3回行う様な展示形態になりそうです。
(今後時間帯は変更の可能性あり。)

現在中に入って転がる人や、周りで一緒に走ってもらえる人を募集しています。
これを機にぜひ足をお運びください。

<3月15日追記>
道中を盛り上げる楽器も募集しています!音の鳴る物ならなんでもOK!!

アートナイト会期中は六本木界隈の他の施設やイベントもにぎわうと思うので、
是非そちらも一緒に堪能して頂けたらと思います!
あと、当日スタッフも絶賛募集中ですのでよろしく。

アートナイト:http://www.roppongiartnight.com/2014/index.html
東京ミッドタウン:http://www.tokyo-midtown.com/jp/facilities-service/index.html

2014年3月11日火曜日

立っているもの

3年前の5月上旬。

あるプロジェクトのサポートで被災地を巡り、

その合間にリサーチという形で、津波の被害に会った現場を歩きました。

まだがれきの撤去もそこまで進んでおらず、

一応現場を記録しようとカメラを持って歩いたのですが、

あまりの状況に正直何を撮ったらよいのか、そもそも撮ってよいものなのか、

よくわからずただただ歩いていたのを思い出します。

そうやっていくつか現場を歩くうちに、

だんだん目にとまる様になってきたものが、人のいた痕跡でした。








誰かが何かを探したように物をならべた物。

ここにあるよと誰かに示すためにそこに置いた物。

また、祭壇のように見える物もありました。


全てがめちゃくちゃになった場所で、

物が「立っている」という事がとても特別な物の様に見え、

それから僕は、現場でそんな状況の写真ばかり撮りました。


二十歳の頃に赤瀬川源平に感化されている僕にとっては、

このような状況がトマソン的に立ち現れてきたようにも思えます。

建造物に付随する人の意思や行為が、有から無へ風化してゆく

その存在ギリギリの状態がトマソンであるならば、

無化された建造物の残骸の中から行為が新たに立ち現れるこの状態も、

無から有へ転化する状態という、

逆の世界から見たトマソンの様な存在なのかも知れません。





というのは、まあ跡付けの理由で、

たぶん本当の所は、その場で何をすればよいのか分らず、

自分の中に「これを撮るんだ」という理由を付けて行動していなければ、

どうしようもなかったから出来た写真ではないかと思います。


そうやって撮った写真も、やっぱりどうしたものかともやもやとしたまま、

ハードディスクの中にしまい込まれたままになっていました。

つい最近久しぶりにこの写真を見つけたので、

震災から3年目の今日を区切りに外に出してみる事にしました。

この有と無の切り替わる過程のような状態が、

僕にとって何か気になるもののようです。


























クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「いちまいばなし」 by 佐藤悠 is licensed under a Creative Commons 表示 - 非営利 - 継承 2.1 日本 License.