常陸太田(ひたちおおた)で、「いちまいばなし」を開催してきました。
ここでは、昨年の10月より常陸太田アーティストインレジデンスが始動し、
アーティストが1年間の長期滞在をしながら、
地域で活動を行ってゆくプロジェクトが始まっています。
そんな中、地域の方に向けてのオープンイベントとして開催された、
常陸太田アートミーティングにゲストアーティストとして招かれ、
「いちまいばなし」の実演を行ってきました。
まだ「いちまいばなし」あんまり知らないよ。。という方は
以下のページを見てもらうと良いかもです。
20名前後の参加者で、1日3ステージ。
久しぶりに密な「いちまいばなし」の日になりました。
前日の橋本さんに負けない様に、師匠も頑張ります。
「いちまいばなし」というものの面白さへの反応も良く、
みなさん良く話し、良く笑ってくれます。
そんな中で来た「いちまいばなし」は、
1話目:少子化問題から始まり、なぜか人間とチーターの戦いになってゆく話、
2話目:福島の原発が、なんやかんやで宇宙のホットケーキになってしまう話、
3話目:運動会の借り物競走で1位を取りたいお姫様の夢の話、の3本で、
特に1話、2話目は社会的なトピックから始まるなかなか珍しいお話。
1話目の少子化問題というのは、常陸太田が子育て支援に力を入れている事
(「子育て上手」)があったり、2話目の原発についてはここが原発に近い事もあったりと、
土地柄に強く関係するところから始まった物語でしたが、
結末はいつも通り、何とも言えないカオスな物となりました。
それに比べると3話はお姫様の登場で全体的にだいぶおとぎ話調となり、
1見まとまりは良かったのですが、
お姫様が借りてくる物が「元カレ」と判明した所で場内は一変。
生々しい借り物に沸き立ちました。
そんなこんなで、出番は無事終了。
かなり感触も良く、皆さんに楽しんでもらえた様です。
昨年の10月に始まったこの常陸太田アーティストインレジデンス。
これからどんな発展を遂げてゆくのか楽しみなプロジェクトです。
上記のリンクページに僕の感想も掲載されているので、
プロジェクトの概要と共にぜひチェックしてみて下さい。
それでは。