先週10日、11日は黄金町にてワークショップ。
日曜日は、関東学院大学のバザール見学ツアーとも重なり、
久しぶりに大人数での「いちまいばなし」となりました。
前回からはじまった、回りながらの方式でも物語を作りました。
今回から、話役は木のバトンを持ってリレーする事にしました。
また、この日はj:comというケーブルテレビの取材もあって、
リポーターのお姉さんも巻き込んでの「いちまいばなし」となりました。
カメラやマイクも入り、久しぶりの大人数だったので、ちょっと気合いが入ってしまいました。
やっぱり大勢を前にすると、反応も大きいし、気持ち良いですね!
j:comの放送は12月1日から。
黄金町バザールを特集する番組に中に登場します。
加入者しか見られないので、j:com入っている人はぜひチェックして下さい!
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さらに今回は、最初からお子さんの参加が多く、どの子も物を作りたい盛りだったので、
以前から一度やりたいと考えていた、カラー紙粘土を使っての、立体造形「ねんどばなし」
「いちまいばなし」を作った後、物語に出て来た情景を粘土で立体に起こしてゆきます。
今回の物語は、砂漠のラクダが、東京にいる女の子に水を届けに行く事から始まる物語。
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「ラクダの大冒険」
2012年11月11日 神奈川県横浜市黄金町
あるところに砂漠がありました。
砂漠にはサボテンがありました。
2こぶラクダがいました。
2こぶラクダは背中に水を入れたバケツを
しょって歩いていました。
ラクダは東京にいるかわいい女の子に、水を届けにいくところでした。
女の子はその水を化粧水に使うようです。
ラクダは砂漠公園で鬼ごっこをして遊んでいるミイラの3人兄弟にあって、
ミイラたちに水をかけてあげました。
するとミイラは人間に戻りましたが、
包帯がほどけて裸になったので、
東京渋谷109にみんなで服を買いに行きました。
ミイラはキラキラな服を買い、ラクダはお腹がすいたのでクマを食べました。
そしてみんなで女の子に会い、みんなで黄金町に来ました。
みんなでアーティストになり、アトリエを開きました。
めでたし、めでたし!!
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砂漠というのは「いちまいばなし」意外に始めて登場したフィールドでした。
そこらから、ミイラの3兄弟や、サボテンも登場し、最後は黄金町まで話が続きます。。
女性参加者の間では、ミイラに活力を与えるほどの化粧水をお肌に使ったらどうなるのかに注目が集まっていました。
素材のカラー紙粘土は、5色しかありませんが、粘土を混ぜる事で様々な色を作る事ができます。まずは粘土を混ぜて色作り。
また、今回は物語の文字起こしも参加者に行ってもらいました。
完成作品の紹介。
まずは主人公の
バケツをしょっているふたこぶラクダと、砂漠に生える
サボテン。
実はこの作品3人が関わるコラボレーション作品になっていて、
ラクダ、サボテン、砂漠とバケツでそれぞれ作者が違います。
こちらは
砂漠公園で鬼ごっこをしているミイラの三兄弟。
躍動感にあふれています。とても激しい鬼ごっこ。。
その
3兄弟がラクダに水をかけられて、人間になった姿がこちら。
立ち方がしゅっとして、心臓?心?の様なものがみえます。
4人が向かう、大都会
東京。
渋谷109と、黄色のは東京タワーだそうです。
女の子は現れず。。。
このカラフルな生き物は、
ラクダに食べられたクマ。
この部分を発言したなっちゃんが、責任を持って作ってくれました。
この作品にはまだ謎が多く、クマであるというところは判明しているのですが、
その状態に関しては、
「ラクダの胃の中で溶けているクマの様子だ。」とか、
「舌でなめられているクマだ。」だとか、
「片足だけ食べられたクマだ。」等、
専門家の間でもまだ意見が分かれています。
今度なっちゃんに聞いておきます。
最後にこれが、アーティストになったラクダたちが、
黄金町のアトリエで制作した作品群です。
だいぶ抽象的な作品のようです。
以上の作品は、本文とともに並べて展示しました。
手前から奥へ時系列に並んでいます。。
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ということで、先週末のスタジオの様子をリポートしました!
明日明後日もパフォーマンスとワークショップを開催します!
お近くの方、まだ来てない方、もう一回来たい方もぜひ!
明日はスピンオフの「いちまいばなし」に挑戦してみます。。。
「いちまいばなし」イベント日程
それでは!