スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

11月, 2012の投稿を表示しています

「いちまいばなしのうらばなし」ラジオ版1

「いちまいばなし」で、作った物語を、 解説、読み解きして面白さを語る「いちまいばなしのうらばなし」。 以前、このブログ上で行っていたのですが、 今回、ラジオ風の作りリメイクしてみました。 今後少し続けてみたいと思います。

「いちまいばなし」studio!もあと少し!

今回は会場で流している「いちまいばなし」studio!のレポート映像を紹介します。 映像は会期前に作った物なので、 今は壁にもっと物語が貼ってあったり、 「はなしみくじ」があったり、新しい要素も増えています。 「黄金町バザール2012」もあと残すところ3週。 まだまだ時間はあると思っていても、気がつくと会期が終わってた! なんてよくあること。。 まだ来てない人はそろそろ来てみませんか? そして、1度来た人もいろいろ内容が増えているので、もう1度来てみませんか??

MちゃんとRちゃんの沈黙

今回の写真と記事は特に関係はありません 先週末のワークショップに、以前「いちまいばなし」に参加してくれた、Mちゃんという女の子がまた来てくれました。その子はとてもシャイで、この前来てくれた時も、問いかけになかなか言葉が出て来なかったことを覚えています。 困ってしまうと、首を大きくかしげて隣のお父さんにしなだれかかる仕草がとても可愛い子だったのですが、場の空気がだんだんと硬直してゆくような沈黙の中、なんとか粘って待っていると、最後には自分の口から言葉を絞り出してくれました。 以前にも少し書きましたが、そんな空気の中で、しかも他人に囲まれて、自分の意見を言葉にするのは本当に勇気がいる事だと思います。そんなプレッシャーのかかる経験をしたのにも関わらず、また現場に来てくれたMちゃん。 その日も首を大きくかしげてためらいながらも、もう一度「いちまいばなし」に参加してくれて、やっぱり言葉はすぐには出てこなかったけれど、自分の言葉で物語を進めてくれました。 そんな姿を見ていると、あの時、あの沈黙であきらめなくてよかったなと心から思います。司会にしても、沈黙というのは辛い物で、一刻も早くその空気を変えてしましたいものですが、その沈黙の陰には、何かを生み出そうとする葛藤があり、それを乗り越える事で、誰かの何かが変わるのだと、僕は信じています。 だから、流れの中で沈黙が生まれても1度は必ず待ちます。粘って、もう一回問いかけて、ある時は質問の角度を変えて、とにかくその人から言葉が出てくるまでトライします。毎回うまく行く訳ではありませんし、こちらの精神的にもキツイ物はあるのですが、できるだけその姿勢を崩さず「いちまいばなし」をやっていこうと心がけています。 そこまでしようと思うのは、ある女の子との出会いがきっかけでした。Rちゃんというその子とは、去年の冬にある子供アトリエでの「いちまいばなし」で出会いました。 先のMちゃんと同じく、Rちゃんもとてもシャイな子で、問いかけに対してなかなか答えが出てきませんでした。顔はだんだん紅潮し、口元はむずがゆいようにかすかに動くのですが、やっぱり言葉は出てきません。 当時は僕自身もまだ活動の回数が少なく、場に慣れていなかったので、一回緊張をほぐしたり、間を置いたりする事ができず、ただただ真っ向から「どうなったの?」と聞く事しか

今週日曜は、2カ所同時に「いちまいばなし」!

今週日曜25日は、黄金町バザールと、取手市の競輪場で行われる「サイクルアートフェスティバル」の2カ所で「いちまいばなし」を開催します。 「サイクルアートフェスティバル」 とは、 自転車とアートの祭典で、アートマーケットやワークショップ、自転車イベント、フードも盛りだくさんのイベントで、毎年この時期に取手競輪場で開催されています。 詳しくは コチラ 黄金町バザールは、いつもの通り13:00〜16:00まで、 取手競輪は10:00〜16:00までのちょっと長めの開催です。 バザールの方は、最近鍛えている一番弟子が「いちまいばなし」を仕切ります。 リピーターの方に来ていただくとかなり心強いので、お時間ある方、もう一度やりたいなって方はぜひ! それではまた週末に!!

「いちまいばなし Studio!」in「黄金町バザール2012」その12

長らく暖めていた計画がついに始動。 「いちまいばなし」のおみくじ、 「はなしみくじ」 が解禁です。 現在「いちまいばなし」を毎週スタジオで作っているのですが、ライブに参加するだけでなく、今まで作った話の面白さも伝えてゆきたいところ。 しかし、なかなか「いちまいばなし全集」の本を手に取って読むところまで誘導するのは難しい…それでは!ということで、これまで作った「いちまいばなし」を読むきっかけになるアイテムをつくろうと開発したのが 「はなしみくじ」 です。 このおみくじ状の紙片には、過去の「いちまいばなし」に登場するキャラクターの目線から感じ取れるメッセージが、こんな風に一枚一枚手書きで書かれています。 吉も凶も無く、くじだけではメッセージの意味がよく分かりませんが、右の方に書かれたページ数を頼りに「いちまいばなし全集」から元の物語を探して読む事で、どんな文脈の中からメッセージが出て来たのかが見えてきます。 くじを引く事で、「いちまいばなし」との予期せぬ出会いを演出するのがこの 「はなしみくじ」の 狙いです。 さらに、ここでもう一工夫。ただくじを引くだけではつまらないので、みんな大好き「ガチャガチャ」の中にくじを入れて引く事にしました。 子供も大人も一度は回した事のあるこのマシンが、参加者を惹き付けます。 金曜日に土日の稼働用に設置作業をしていたら、もう回したいという人がたくさん。そこで ちょっとお先に 「はなしみくじ」 を体験してもらいました。 参加費はなんと無料。まずは会場のスタッフに声をかけ、専用のコインをもらいます。 もらったコインをガチャマシンに投入し、ハンドルを1回すと… カプセルに入ったくじがコロンと出てきます。誰もが笑顔になる瞬間… カプセルを開けてくじの中身を確認。おそらく意味はあまり分からない可能性が高いので、次に「いちまいばなし全集」のページ数をチェック。 全集の対応するページを開くと、そこには元のお話が。物語を読んで、どのキャラクターの目線からどんなメッセージが書かれていたのかを考えます。くじの内容は、バザールのサポーターさんや、アルバイトさんに頼んで書いてもらっていて、すべて直筆。それぞれ読者目線から考えられたメッセージなので、同じ物語を読んでいて

「いちまいばなし Studio!」in「黄金町バザール2012」その11

先週10日、11日は黄金町にてワークショップ。 日曜日は、関東学院大学のバザール見学ツアーとも重なり、 久しぶりに大人数での「いちまいばなし」となりました。 前回からはじまった、回りながらの方式でも物語を作りました。 今回から、話役は木のバトンを持ってリレーする事にしました。 また、この日はj:comというケーブルテレビの取材もあって、 リポーターのお姉さんも巻き込んでの「いちまいばなし」となりました。 カメラやマイクも入り、久しぶりの大人数だったので、ちょっと気合いが入ってしまいました。 やっぱり大勢を前にすると、反応も大きいし、気持ち良いですね! j:comの放送は12月1日から。 黄金町バザールを特集する番組に中に登場します。 加入者しか見られないので、j:com入っている人はぜひチェックして下さい! ==== さらに今回は、最初からお子さんの参加が多く、どの子も物を作りたい盛りだったので、 以前から一度やりたいと考えていた、カラー紙粘土を使っての、立体造形「ねんどばなし」 を実施してみました。 「いちまいばなし」を作った後、物語に出て来た情景を粘土で立体に起こしてゆきます。 今回の物語は、砂漠のラクダが、東京にいる女の子に水を届けに行く事から始まる物語。 ーーーーー 「ラクダの大冒険」 2012年11月11日 神奈川県横浜市黄金町 あるところに砂漠がありました。 砂漠にはサボテンがありました。 2こぶラクダがいました。 2こぶラクダは背中に水を入れたバケツを しょって歩いていました。 ラクダは東京にいるかわいい女の子に、水を届けにいくところでした。 女の子はその水を化粧水に使うようです。 ラクダは砂漠公園で鬼ごっこをして遊んでいるミイラの3人兄弟にあって、 ミイラたちに水をかけてあげました。 するとミイラは人間に戻りましたが、 包帯がほどけて裸になったので、 東京渋谷109にみんなで服を買いに行きました。 ミイラはキラキラな服を買い、ラクダはお腹がすいたのでクマを食べました。 そしてみんなで女の子に会い、みんなで黄金町に来ました。 みんなでアーティストになり、アトリエを

「いちまいばなしのうらばなし」 その6

「いちまいばなしのうらばなし」 その6 「タイトルあれこれ」 「いちまいばなし」も、そろそろ100話に達します。 以前、その物語の傾向について連載をした事がありましたが、 せっかくまたたくさん物語ができたので、分析を行ってゆく 「いちまいばなしのうらばなし」を復活させてゆこうと思います。 以前の「いちまいばなしのうらばなし」 その1 その2 その3 その4 その5 今回は、物語の本文ではなく、その「タイトル」に注目してみます。 「いちまいばなし」は、物語自体も突飛なのですが、 「タイトル」も本文を作るときと同じく、みんなでその場で決めてしまうので、 普通の物語の名前ではちょっと聞かれないようなタイトルがつく事があります。 一番多いのが、 「&系」 「○○と○○」という、登場する物を並べて「と」でつなぐ、非常にシンプルなパターンです。 タイトルを決めるものもなかなか難しいので、行き詰まってしまうとここに行き着くケースがままあります。 「タヌキとモモンガ」 「カマキリとバッタ」 「モンスターとダイヤモンド」   「クジラと船の人たち」 「たぬきと人間」 「まりあちゃんとうみ」 「人魚と人間」 などなど、ざっと見ただけでもこんなにあります。 また、似たような形で 「VS系」 という、対立構造がタイトルになっている物もあります。 「いちまいばなし」に出てくる登場人物の関係には、対立関係も多く、 まれに中盤にいきなりパーティーオチなどで丸く収まる事もありますが、 終盤までこの対立が続き、全体的にバトルの要素が強くなると、このようなタイトルがつきやすくなります。 「サメ vs おじさん」 「キリン対ワニ」 「タイトル落ち系」 「いちまいばなし」は、物語を作った最後にタイトルを付けるので、 よく物語の結末がそのままタイトルになってしまう事が多くあります。 要するに、タイトルで思いっきりネタバレしているという事ですが、 物語のオチがまだ印象として残っている状況でタイトルを考えるので、 こういう傾向があるのでしょう。 「土星が光る」 「飛んでいったハムスター」 「穴掘って出られ

「いちまいばなし」ショートアニメ

こんばんは、 先週土日のパフォーマンスとワークショップは、たくさんの来場者があり、 これまでに増してにぎやかな物となりました。 2回以上の参加者も何人もいて、ありがたかったです。 来場していただいた皆様、ありがとうございました。 その様子はまた、後日お伝えします。 さて今回は、以前お伝えしていた、「いちまいばなし」のアニメーションの配信を始めたので、 紹介したいと思います。 「いちまいばなし」の物語をさらに凝縮して、ごく短い時間でもそのお面白さが伝わるような、 ショートムービーで、現在以下の3話がアニメ化されています。 「どこに行くのこの猫たち」 「デートはお家で」 「たぬきと人間」 アーカイブから元の物語を探してみるのも一興。 「いちまいばなし」アーカイブ

「いちまいばなし Studio!」in「黄金町バザール2012」その10

黄金町バザールが会期に入って2回目のワークショップ。 今回、新たな形態に挑戦です。 今までは、参加者にお話の展開を振って答えてもらい、 そのレスポンスを絵にしてゆくという、 「司会」的な役割を僕一人が行っていたのですが、 最近、いろいろな形でその役割を他の人と分担する事が増え、 その面白さを感じて来たので、思い切って、 参加者全員にまんべんなく全ての役割をやってもらおうと考えました。 ちなみに従来のやり方は、下の図のような形でした。 ①話の展開を振る。 ②話の展開を言う。 ③展開を絵にする。 司会役と絵描き役は兼務。 話役のみ交代してゆく この方法は司会役が、進行の多くを担当する構造なので、 場をスムーズに回すために、 司会には、情報処理能力や進行展開能力等、 ある程度のスキルが求められます。 ただ、重要なのは、「いちまいばなし」の面白さは、展開 の巧みさが全てではなく、 偶発性や、参加者の緊張感、躊躇、自己顕示欲等が大きく関係するので、 参加者が安心して楽しめる様に、司会役のスキルがどんどん上がっていっても、 必ずその場や、できた物語が面白くなるわけでは無いという事です。 一年以上「いちまいばなし」を行って来て、 最近この部分にジレンマを感じ始めていました。 もともと予定調和を起こさせないために、 参加者に展開をゆだねる構造になった「いちまいばなし」でしたが、 続けてゆくうちに、だんだん僕自身の「司会」のスキルが蓄積され、 場を巧く回そうという意識が、どうしても出て来てしまい、 それが、物語をコントロールしつつあるという、 本末転倒の流れになっていました。 確かに、巧く場が回せないときの緊張感や、閉塞感は堪え難い物があるので、 場のコントロールに傾倒していったのは、自然な防衛本能なのでしょうが。。 しかし、このままでは「いちまいばなし」に次の展開はありません。 目をつむってジェットコースターに乗せられているような、 あのドキドキする感覚を取り戻すため、 今回のワークショップから、下の図の様に形を変え、 全員が各役割を担当する新たな試みを始めました。 <今回のやり方> ①話の展開を振る。 ②話の展開を言う。 ③展開を絵にする。

「いちまいばなし」浅草&新潟

先週末は浅草と新潟に行って「いちまいばなし」をやってきました! 浅草、「ササクサス」の企画では、 田原公園、浅草神社、駒形公園の3カ所で、5話の「いちまいばなし」を作りました。 去年も来てくれた参加者がまた来てくれたりして、一年ぶりの再会を果たしました。 思えば、去年の浅草が、 まだ名前の無かったこの即興物語作りに 初めて「いちまいばなし」という名前を付け、 屋台や「いちまいえほん」を作るきっかけとなり、 活動が本格始動する 場となりました。 さてさて、そんな浅草では、こんな話ができました。 ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ 「おいしいクリームパン」 2012年10月27日 東京都台東区浅草 空にクリームパンの雲がありました。 空から積み木が降ってきました。 それをたくさんの子供たちが 「どうして空に積み木があるのだろう」と眺めていました、 積み木が地面に落ちると、 クリームパンの花が咲きました。 咲いたクリームパンは子供たちがみんなで食べました。 でも、半分は残して空に投げました。 すると空でまたクリームパンの花が咲きました。 せっかくなので、隅田川花火大会をこの花で行う事にしました。 区の方も快諾して、花火大会を開くと、 宇宙から星の子供たちもやってきました。 大きなクリーム尺玉が打ち上がると、 子供たちは喜んで飛び回り、流れ星になりました。 地上の子供たちも空を飛べるようになって喜びました。 そして、世界の全てを生地で包むと、クリームパンになりました。 ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ さすが墨田区、去年も 「日米花火大会」 という 花火が出てくる話ができましたが、 今年もクリームパンの花火大会の「いちまいばなし」ができました。 そして、世界を包み込んでしまうという、新パターンのオチ、 なかなか斬新です。 他にも、4話の「いちまいばなし」ができました。 違う場所で行ったのに、 同じ日になぜかゴリラが主人公の話が2つできたのは、未だに謎です。。 残りのお話はアーカイブで読んでみて下さい。 「いちまいばなし」アーカイブ