2017年2月12日日曜日

最近の活動

昨年から始まった「知ったかアート大学」。
予想以上に大きな反響を得て、今年も各地で開講予定です。
ここで、宣伝のために少し内容について書いておきます。




<「知ったかアート大学」とは?> 
アーティスト佐藤悠による、大学の名を借りたアート講座です。アートについてよく分からない、なんだか難しそうという不安を、その歴史や成立の背景をザックリ説明することで解き明かし、 多くの人にアートを自分の力で楽しむ観点を広めることを目的としています。アーティストならではの目線と軽快なトーク、受講者との交流と対話を交えながらの講義を受けることで、いつの間にやらアートについて知ったかぶりになっている、そんな楽しい大学です。




<設立動機>
地域での芸術祭やアートイベントなど、昨今は身近にアートに触れる機会が増え、興味を持つ人々も増加してきました。しかし、興味を持った人が、「次にどうすれば良いのか分からない」という問題も同時に顕在化しています。分かりやすい入り口から入ったのはいいけれど、その先がよく見えず、二の足を踏んでいる様な状況がよくありますが、かといって、専門家が手を引いて道案内したのでは、多様で可能性に満ちたアートの世界を、実際より狭く小さなものとして見せてしまう危険もあります。アートの世界は、それぞれが自身の力で歩いてこそ大きな価値を持つものです。そこで、アートの大枠をざっくりと伝え、次の一歩をそれぞれが自分で踏み出すための「アート世界の白地図」の役割を担う媒体が必要であると考え、本学の講義が考案されました。 





<本学での学び >
「アートの世界を自分の力で歩く事」が、本学の求める受講生の到達点ですが、何もわからない場所をいきなり歩き始める事は困難です。そこで、アート世界の大まかな「地図」となるものが、本学の講座で学ぶ「知ったか美術史」となります。それぞれの作品や動向が、歴史の中でどのような位置にあるのかを掴めれば、自分の興味や、疑問がアートのどの部分にあるかが見えるようになります。また、講座を通じ、アートについて話すための「言葉」や、同じ志をもった「仲間」も同時に得ることができます。「地図」と「言葉」、そして「仲間」が揃えばもう怖い物はありません。我が物顔で立派な「知ったか」となってアートの世界へずんずん進んで行きましょう。




 <教育理念:「知ったか」とは? >
そもそも「わからない事」に向き合う態度である「アート」に対して、「わかりやすく正しい知識を教える」という行為には矛盾が伴います。そこで本学は、「知ったか」という理念を提唱し、講義内容は必ずしも「正しい」ものではなく、教授陣の勘違いや意訳を多分に含んでいるとあえて表明しています。それはそれぞれにとっての「正しい」知識は常に自分自身で獲得しなければならないという態度を伝えるためです。また、「アートの世界を自分の力で歩く」ためには、受講生も最初は知ったふり、勘違いでもかまわないので、「知ったか大」をきっかけに、とにかく一歩を踏み出し、恥をかいて進んで行こうという意味も含まれています。



<授業内容>
「基礎講座 知ったか美術史」 (約120分)

・1限目:「なぜアートがわからないのか?3つの理由」 約30分 
私たちはなぜアートがわからないのか?その原因を整理し、3つの理由を解説。まずはアートがわからなくて当然なんだと開き直る気持ちを持つところから講義が始まる。 

・2限目:「知ったかになれる美術史」 約50分
約2万年の美術史を約1時間で概説。洞窟壁画からアートプロジェクトまで、ざっくり把握する。アートの世界のおおまかな構造や、それぞれの時代の表現の位置関係をつかむことができ、自分にとっての興味関心がどこにあるのかを知る事ができる。 

・放課後:「もごもご質疑応答」 約30分 
講義を聞いた後の疑問にその場で応答。教授がなかなかはっきりと答えられない姿を間近で見ることで、「アート」に関する物事を簡単に伝えたり、理解できるものではないという、「わからない」ということを正面からと実感するプロセス。

*継続開校予定の場合は、他にも講義を用意。


佐藤学長

<受講者の感想>

日本史、世界史と違い美術史は全く学ぶチャンスがなかったので、「へぇ~」の連続でした。もっと知識を持って(若い頃訪れた)ヨーロッパの美術館を見たら、もっとわかったなあと今更思います。私には縁遠い世界と思い込んでいたアートが少し近くに感じられるようになりました。軽快なトークで飽きずに惹きつけられました。(女性40代) 

めちゃめちゃ面白かったです。アートのいろんな分野を流れとして振り返ることができて「一歩」としてわかりやすかったです。(女性 10代)

先生話うまいっす。(普段は)アートにあまり関わりのある感じではなかったのですが、とても楽しかったです。(男性 20代)

美術史の解説は落語みたいで面白かった。(女性 40代) 

アートの歴史から現在までわかりやすく解説いただき、また日頃感じていたアートプロジェクトに対するモヤモヤについて腑に落ちた。(男性 50代)


<開校歴>
・新潟県十日町市:3回(継続開催予定)
・茨城県常陸太田市:2回(継続開催予定)
・千葉県佐倉市:1回(継続開催予定)
・茨城県取手市:17年3月開校(継続開催予定)
・茨城県大子町:17年初夏開校予定(継続開催予定)


<開校のご用命>
本学は特定の学舎を持たないため、どなたでも任意の場所に誘致することができます。
開校してみたいという方は、こちらのメールアドレスまでご一報ください。

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近日開校!!

「知ったかアート大学 取手校」
日時:2017年3月4日14:00〜
場所:いこいーの+Tappino
参加費:無料
詳細、お申し込みはこちらのサイトまで。



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