2012年5月7日月曜日

「ゴロゴロ莇平」と「あみあみ莇紐」



連休は新潟は莇平(あざみひら)に行ってきました。
4年前から、僕はここで「ゴロゴロ莇平」という行事を開催しています。

雪まだ残る莇平。今は山菜採りのシーズン。

これは莇平集落の坂を上から下まで、
直径3mのの竹籠に乗って、一気に下り降りるという催しで、
毎年8月になると、2週間程の滞在制作を行ってから、お盆の時期に本番を迎えます。



ここ最近では、この道中に観客が沿道から水を撒く、「かけ水」や、
ゴロゴロと呼ばれる竹籠を声援に合わせてぐるぐると回す、「大回し」等
新たな行いが徐々に加わり、年々行事としての厚みを増してゆくのが、
「ゴロゴロ莇平」の特徴です。

今年の夏は「大地の芸術祭」があって、
そこで正式にこの行事を出品させる事ととなり、
月1回のペースで集落に向かって夏への準備をしています。

今回のゴロゴロの道中では、大きな「縄のれん」を路上に設置して、
そこをゴロゴロが通って行く新たな試みを行います。

<イメージ>


そこで、その「縄のれん」の縄を、集落のお母さんがたに編んでもらうことにしました。

去年オープンした幸七レジデンスにて

三つ編みを基本に、帯状の布を編んでゆく作業なので、だれでも簡単にできます。
冗談を言い合いながら、楽しく作業が進んでゆきます。


おばあちゃんも「あみあみ」




子供も「あみあみ」



2人並んで「あみあみ」




手伝ってもらって3人で「あみあみ」



この三つ編みは、ドラゴンでお馴染みの若葉台で教えてもらったのが最初で、
帯状の布で吹き流しを作るワークショップを行っていた時に、
余った素材である女の子が三つ編みを編み始めた事がありました。
僕は三つ編みの仕方を知らなかったので、教えてもらうと結構楽しくて、
このひもを編む作業を、いつかどこかで
作品に取り入れたいなと考えるようになりました。

ちょうど一年前、莇平でゴロゴロ用の衣装をパッチワークで作る作業を、
お母さんがたに手伝ってもらった時、針作業がうまく進まずに苦労した事があり、
今回はこの三つ編みをゴロゴロに取り入れてみました。

作業が終わってみんなでお茶会

それが功を奏し、みんなが参加しやすい作業になって、
去年の様に誰かが教えたり、手伝ったりしなくても
どんどん仕事がはかどるようになりました。
1時間で、30本程の縄が完成。

完成品。所々に集落で貰った古着も使ってます。

調べてみると、この「縄を編む」作業を取り入れた行事は全国にたくさんあって、
大きな綱にして御神輿のように担いだり、そこから綱引きをしたり、
土俵にして相撲を取ったりと、縄にしてからもいろいろ遊べそうです。

「ゴロゴロ莇平(あざみひら)」に対して、
この紐を「あみあみ莇紐(あざみひも)」と命名し、
今年のゴロゴロの目玉にしたいと思います。

夏はぜひ、大地の芸術祭、そしてゴロゴロを見に、新潟に遊びに来て下さい!


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