2012年2月13日月曜日

「いちまいばなし」を読む!


今週の金曜17日に尾山台のギャラリーハウス、スペースSで、2回目のミニトークを開催します。
第1回目のトークは僕自身の自己紹介プレゼンだったけれど、
今回は今まで作ってきた『いちまいばなし』を『読む』ということを行いたい。



「いちまいばなし」浅草での実演の様子

「いちまいばなし」は、一枚の紙に絵を書きながら、
その場に出くわした全員で即興の物語を作ってゆくという活動で、
去年の5月頃から様々な地域で行ってきた。
一年近く行って来て、物語を『つくる』ということについては、様々な形でトライアルができたが、
次の段階として、出来上がった物語をどのように『読む』のかということを考えて行きたい。

毎回、複数の思惑が交錯した、奇妙なグルーヴ感の中で「いちまいばなし」の物語は生まれる。
その中で物語をただただ作ってゆくだけでなく、混沌の中で生まれる物語を、
どのように愛でてゆけばいいのかという視点も、同時に養ってゆく必要性を感じる。

確かに出会った人たちとその場で物語を作ってゆくのは本当に楽しい。
トンでもないものが他者から出て来た時に、どう受け入れていくのかという緊張感や、
発想のバトンを受け渡ししてゆく楽しさを、参加者が共有し始めた時の快感は何とも言えない。
また、毎回先導をやっている僕としては、他人の意識の海から物語を釣り上げていく様な興奮がある。

だが、この活動をもう1つ発展させるには、「つくる」ことの先にある、
「いちまいばなし」を「読む」とか「伝える」という事についての視点を充実させる必要がある。

個人の強靭な創造性によって作られた物語ではなく、
今さっき出会った人たちの頭を巡る事で作られた、他力本願の権化のようなこの物語は、
創造の現場の熱気から切り離されてしまうと、その効力の大半を失ってしまう。
そこで、今回のミニトークでは、そうやって現場から切り離された物語をどうやって楽しむのかと言う、
新たな視点を参加者と発見してゆきたい。

17日は年間を通じて出来た物語を、参加者で読み解き、読み合わせをして、
「いちまいばなし」にたくさんのツッコミを入れてゆこうと思う。
とりとめもない物語に、あーでもない、こーでもないと自由な解説をみんなでたくさんつけて、
物語を読む側からの創造をしてゆきたいと思う。

…と、ちょっと、固い感じになったけど
参加する人がいないとどうにも始まらないので、お時間あればぜひご参加を。。
諸事情により、今後は表に出ない様な「いちまいばなし」も公開しちゃうのでお楽しみに。



佐藤悠ミニトーク
「ゆう こと はなし」第二回
日時: 2月17日 19:30〜
場所:世田谷区等々力5-14-18 スペースS
参加費500円(小学生以下無料)


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「いちまいばなし」 by 佐藤悠 is licensed under a Creative Commons 表示 - 非営利 - 継承 2.1 日本 License.